それぞれの都合を合わせて19日(日)、年末のお墓詣りに出かけました。千葉県松戸市の八柱(ヤバシラ)霊園です。家からお花、お線香、ハサミやお線香に火をつける道具、バケツ、ごみ袋、掃除道具などを自分で用意して出掛ける事に拘っています。用賀インターから首都高速に乗って多摩川、荒川、江戸川を渡って千葉県に入ります。父母、そして兄にご無沙汰を詫びお花を捧げ香華を手向けます。30年ちかくの昔、母の埋葬の時、母より50年も前に亡くなった父の骨壺を母とお揃いの骨壺に移し替えた時の事、父は真っ白い骨ばかりとなって私の目の前に現れました。感無量!父はこの骨は、34歳の若い母と10歳を頭に3歳の私迄、五人の子供たちを遺して逝かねばならなかったのか‼どんなに悔しかったことであろう‼ 幼いころ母に連れられて松戸まで電車に乗り、松戸の駅から霊園までバスに乗り、時には1時間近くも歩いて来てお詣りをし、芝生にお弁当を広げて無邪気に喜んで飛び回ったあの幼き日々!母の苦労を偲び、感謝の思いを強くし、今は草枯れて黄土色の芝生も愛しく感じられました。母は軽い脳梗塞で寝たきりになってからも(子供のいないお前が心配!)と言いました。(お母さん、私、大丈夫!お母さんに会える時は、私がお母さんを強く抱きしめたい!)やがて、その時が来るでしょう!

お墓詣り②


2021年12月19日更新