昨日、川崎駅前に急用が出来て出掛けました。行きは車に同乗させて頂いたのですが、帰りは一人になり川崎駅から南武線に乗りました。帰りは夕刻、通勤時間には早かったので、ゆっくりと座って約20分間の道のりでしたが、高架になると川崎の市街が一望に眺められて、しかも暮れ始めたスミレ色の大空に沈みゆく大きな太陽が真っ赤に燃えています。落日は早く、見る見るうちに沈んで遥か連なる屋根屋根の彼方に消えました。宇宙の壮大さを目の当たりにして、人間の存在の如何に儚いものである事よ!と実感しました。天草の東シナ海に沈む夕日も見事ですが、同じ太陽でも視る場所、その時の気持ちでさまざまです。カメラを持ち合わせていなかったのが残念でした。

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2015年12月17日更新