先日、ご紹介した103歳の書家・篠田桃紅さんが集英社新書から第二弾「百歳の力」を刊行されました。4月に第一弾「103歳になってわかったこと」副題「人生は一人でも面白い」を出版して、その後テレビや他のメディアのも取り上げられて注目を浴びていますが、今回の「百歳の力」は篠田桃紅さんの自伝です。独自な人生観で結婚をせず、(一人でも人生を楽しむ秘訣)として「我慢しない」「期待しない」「逆らわない」など毎日を楽しむ彼女なりの極意が満載されているそうです。目次の見出しには、・自らに由って生きることが「自由」である。・したいことをする、それを苦労とは言わない、・人と異なるものを一つ持つ・人生というものをトシで決めない・結婚はくじびきみたいなものと考える・人生の予測を立てない、すべてなりゆきにまかせる・・・・等が紹介されています。その作品は皇室専用の新型車両の内装壁画や御所の食堂にも採用されているそうです。かなり強烈な個性をお持ちの方と推測しますが凛とした姿は本当に素晴らしいと思います。


篠田桃紅・自伝

2015年07月16日更新