浄土宗の「お施餓鬼法要」の時期になりました。お寺さんからのお知らせは、「今年も代表法要」でお詣りの人は、本堂でお詣りをして自分のお塔婆をもって事務所に来てください」とのことでした。本堂には、近年に亡くなられた方々の新しい白木のお位牌、お供えのお米など祭壇が設けられていつもと変わりはなくても、御詠歌の奉納も出来ず、白石先生のお写真にご挨拶をして事務所に行きました。コロナ禍で大幅に遅れている庫裏の新築工事も、ご住職によると年内には完成の予定、とはいうもののやっと基礎工事の鉄筋が 張り巡らされている様子、ご住職のご家族もさぞかし不自由な生活を強いられておられること推察しました。
仏教には六道と呼ばれる世界があって、その中に餓鬼道があります。生前の悪行によって餓鬼道に落ちた者にも食べ物などの施しを与えることを施餓鬼と言います。要するに、困っている人を助けましょう、という事かなぁ、と解釈しています。

正行寺「施餓鬼法要」
2022年06月12日更新