5月の歌舞伎座・團菊祭の昼の部を観ました。「攝州合邦辻・せっしゅうがっぽうがつじ」と「天一坊大岡政談・てんいちぼうおおおかせいだん」です。どちらも、お家の跡目相続を巡っての争いごとを題材にした出し物ですがどの役者さんも綺麗で衣裳も豪華、それなりに立ち居振る舞いも神経が行きとどいていて見事です。人間国宝の菊五郎、息子の菊之助、久し振りに海老蔵、時蔵と二人の息子梅枝と萬太郎、歌六と長男の米吉、歌舞伎の世界は血縁が濃くみんなどこかで繋がっています。連休の為珍しく地下駐車場も満杯でしたが開演時間にも間に合って4列20番、舞台と花道近くで堪能しました。

 

歌舞伎座・團菊祭

 

2015年05月04日更新