五月になると、学生時代に習った佐藤春夫の詩を思い出します。「ちりまみれなる 街路樹に あわれなる皐月きにけり 石畳 都大路を歩みつつ 恋しきや なぞわが故郷 あさもよし 牟ろの海山・・・」、今の和歌山県に生まれ育ち、抒情的な作品を数多く残した作者が都会の喧騒の中で、如何に故郷を恋い慕ったか、とても印象的だったので憶えています。

良い季節です。空蒼く、、若葉が爽やか、風薫り軽やかな気持ちになります。

1日・メーデー、2日・八十八夜、3日・憲法記念日、4日・みどりの日、5日・こどもの日、6日・振替休日、そして立夏です。連休もここで一段落、10日・母の日、12日・看護の日、17日には浅草の三社祭りも始って懐かしいです。連休の疲れが出ないように気をつけて過ごしたいと思います。今月の天草行きは、二週間の滞在となりますが楽しみにしています。

 

春の庭-3

 

2015年04月30日更新