『菩薩』
菩薩はもともと釈迦如来が”如来”になる以前、つまりまだ悟りを開いていない修行していた頃の呼び名です。大乗仏教になると、菩薩は「如来の衆生救済の手伝いをする者すべて」と考えられるようになり、観音菩薩、勢至菩薩、弥勒菩薩、文殊菩薩、普賢菩薩、地蔵菩薩など実に多種多様な菩薩がいらっしゃいます。お釈迦さまが出家する前の王子時代の姿がモデルになっているためきらびやかな装飾品や宝冠を身につけているのが特徴です。(浄土宗新聞より抜粋)
写真は勢至菩薩神奈川県・壽福寺蔵。
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