1月10日から三週間ぶりに天草から今日川崎に帰りました。天草に行くと故郷に帰ったようなホッとしたような気持ちになるのですが、川崎に帰ってくると、やはり長く住み慣れた家ですので我が家に帰った気持ちです。どちらも良くて、自分でも贅沢なこと、と勿体無い思いです。明日一日、雑用を片つけて二月の準備を致します。

家に着いて間もなく、お花が届きました。一月三十一日、主人の祥月命日です。私はすっかり忘れていました。家に着いてすぐに居間に置いてある、主人や母の遺影にご挨拶をしたのに思い出さなかったのです。もう、何十年もの昔、まだ商売をやって居た時の従業員の一人が毎年主人の命日と私の誕生日に岡山からお花を欠かさず送ってくれています。

「ああ~、そうだった!」私は自分の迂闊さにびっくりしました。けっして、主人の存在が薄れていたわけではありません。十八年前の今日六時二十八分、主人は私の腕の中で静かに長い眠りに着きました。六十三歳でした。あの日あの時、今でも鮮明に脳裏に焼き付いています。私も、余り年を取り過ぎるとあの世に逝った時分かってもらえないのでは?と心配です。でも私がすぐに見つけますから大丈夫!今日はごめんなさい!。又、明日から頑張りますから心配しないでね!

 

哀しい別れ-1

 

 

2015年01月31日更新