毎年お正月は井田病院・緩和ケア病棟でのボランティア演奏がまっています。何時もは、中西咲知子さんと二人で大正琴の演奏を致しましたが、今回は三絃のお稽古をしておられる本間恵子さんにも加わって頂いて、私の十三弦と三つの楽器で演奏しましょう!、と云う事になりました。初めての試みです。曲目は患者さんがほんの短い時間をお茶のご接待を受け、演奏を楽しんで下さるように、と「お江戸日本橋」「黒田節」「六段の調べ」「祇園小唄」「荒城の月」最後に「ふるさと」です。中西さんも本間さんもお忙しい方達で年末に二回ばかりお会いして打ち合わせをしたきりでの本番でした。私も、川崎で十三弦を弾くのは初めてですので、あまり自信がなく緊張しました。天草のお箏の松下あつ子先生に楽譜を作って頂いたり、あとは練習あるのみ!そして、間違ったりしながらも約二十分、終わりました、終わった、よかった、本当によかった、と胸をなでおろした後、(お箏が上手になりたい!)と無性に思いました。でも、時すでに遅し、です。天草の皆さんのお荷物になりながら、楽しんでいく心算です。今日は、患者さんがベッドで四名、椅子に腰掛けられた方が四名、お部屋から出られる患者さんが少なかったのですが、ご家族のかた、看護師さん、先生方が応援に来た下さって嬉しかったです。お蔭さまで無事?に終了しました、皆さん、有難うございました!

明日は天草行きの宅急便を出して新橋演舞場に、市川海老蔵の「石川五右衛門」を観に行ってきます。

 

井田病院・演奏会-1

 

 

 

 

2015年01月08日更新