今日の井田病院緩和ケア病棟の絵手紙で今年の絵手紙教室が終了しました。

私は、時々時間の調整がつかずお休みをさせていただきましたが、お手伝いをして下さる岩崎せつ子さん、後藤和子さん、中村求仁子さん達のお蔭で毎月二回患者さんに楽しんで頂いています。このボランティアも年が明けると十九年目を迎えますが、改めてスタッフの皆さんにお礼を申し上げます。三か月ばかり前から、絵手紙の日をとても楽しみに待っていて下さる方が居て、今日もお顔を見せて下さって羊や柿を熱心に描いて下さいました。研修に来ている看護師さんやお医者さんも覗きにきて、楽しんで描かれ持ち帰りました。そして、同じ日同じ場所で患者さんのご接待をしておられる、何時もお元気なボランティアのお仲間が緩和ケアに入院しているのを知り、驚愕しました。今日は時間もなくゆっくりお話も出来ませんでしたが、彼女に応援歌を綴って送ろうと思います。又片や、ご主人の看病で長らくお休みをしていられたボランティアの大先輩がお手伝いに見えて下さって吃驚しましたが、ご主人が井田病院に入院されたそうです。このような時って、どのような言葉をかけて慰めたらいいのか、励ましたらいいのか、分かりません。ご本人はニコニコとしておられましたが余計に切ない想いに駆られました。雨も降って寒い一日でしたがサンルームはベッドや車椅子でお茶を楽しんで下さる患者さんやご家族の方々で賑やかでした。お部屋にお帰りになる時は、フエルト製のサンタさんや羊の絵手紙を持ち帰って頂きました。最終日を感慨深く終わりました。

 

川崎市立井田病院・緩和ケア病棟-5

 

 

2014年12月04日更新