2~3日前、川崎市立井田病院のボランティア会議がある、との連絡を受け出席しました。新装なった会議室でボランティア9名、看護師さん7名、宮森先生はご挨拶の後すぐに退席しました、兎に角院内も早足で駆け回るくらいお忙しい先生です。現在の活動グループは①介護、②ティーサービス、③園芸、④絵手紙、⑤折り紙、⑥園芸療法、⑦温灸療法、⑧アロママッサージ、⑨音楽療法(現在休止中)があります。緩和ケアボランティアとして大切なこと、気をつけねばならないこと、等など看護師さんからのお話や、ボランティア側の要望など、約1時間、意見の交換があり、最後に聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生のボランティアに関するお話の引用が読み上げられました。「ボランティアとは、援助を必要としている人たちに自分の持っている時間や能力を無償で提供する行為です。そして、それは水がどんな形の器にも自在に添うように、上手に相手のニーズに応えるものでなければなりません。必要とされるところ、与えられたところに自分をうまく適応させて、自分の時間や能力を行動することで活かしていく。この行為を繰り返していると、やがてそれは自分の身についた習慣となってきます。ボランティア活動が人生にしっかり組み込まれることになるのです。   ボランティアは自分自身の生き方と深く関わっている行動です。自分の持っているものを提供し、それが自分の喜びとなり、自分を成長させ、生きがいや達成感を与えてくれるものです。   ボランティアをするという事は、自分の時間を提供するということ、それは与えられた自分のいのちを自分以外の誰かに与えること、そのいのちをどのように生かすかを自らが選択するということです。(日野原重明)

先日の日野原先生の学会での講演内容も素晴らしかったですが、今日もいい勉強をさせて頂きました。

 

花々-1

 

2015年05月28日更新