留守中の片づけをしている中に、新聞に(103歳の聖路加国際病院名誉院長)日野原重明先生の日本医学会の総会での講演の一部が掲載されていました。日野原先生は、日頃から子供に対して「命の尊さ」を、そして大人社会には「平和の重要性」を説かれています。公演は今年4月京都市で開かれ「生き方上手2015京都」と「日本における高齢化と真の健康社会」について二回の登壇でした。(人間の体は「土の器」とも例えられる脆いもので、ひび割れたり、壊れたりもします。それでも私達は与えられた時間の中で、その器の中に何を入れていくか模索し続けるのです。男女ともに80歳を超えた平均寿命ですが、高齢者社会で問題になるのが「平均寿命」と「自分で自分のことが出来る健康寿命」との差です。男性はほぼ9年、女性は13年近く介護を受けたり、あるいは寝たきりで過ごしたりしています。この期間を如何に短くするかが医療従事者の課題です。社会が交わりの中に高齢者を入れ「役割」を与えることです。その為には、社会がまず平和であることが前提になるので、日頃から平和の重要性を語って居るのです。)

要約された記事でしたが、良いお話だなぁ~と思いました。

2015年05月24日更新