12月20日、88回目の誕生日を迎えました。長きにわたる命を与えられて一番びっくりしているのは私自身です。1997年、主人に先立たれた時、自分の命はこの後10年、と見定めて準備をしてきました。なんと25年の月日が流れました。生かされているのはやるべきことがあるから!、と亡くなられた正行寺の白石洋子先生がおっしゃっていた言葉です。そして、白石先生はこんなこともお話して下さいました。お誕生日は生まれきたお祝いではあるけれども、まず、生んでくれた母に感謝をする日です、と。私は、タンスの奥深く仕舞っていたボロボロのチャンチャンコを取り出しました。ピンクの絞りのシルクの布に真綿を入れて手縫いです。幼い頃、母が縫ってくれたものです。母のぬくもりが伝わってきます。母の写真に((人''▽`)ありがとう☆)。母は微笑んでくれました。

母の手触り
2022年12月20日更新