東京銀座の歌舞伎座新開場一周年を記念して「鳳凰祭四月大歌舞伎」興行があります。

鳳凰は歌舞伎座の謂わば家紋のようなシンボルマークで大屋根の鬼瓦や客席の提灯、絨毯、椅子の生地等いろいろな所に使われています。友人から、歌舞伎座の地下に駐車場があると聞いたので、早目に車で出掛けました。余裕を持って2時間前に川崎を出たのですが、1時間かからずに着いてしまい、開場までの1時間を歌舞伎タワーに昇って屋上の庭園を散策したり、周囲の景色を眺めたり有意義な時間でした。庭園には、河竹黙阿弥の屋敷にあった石灯籠と蹲踞が、去年亡くなられた黙阿弥の曾孫河竹登志夫氏の寄贈によって永く保存されることになり、見ることが出来ました。

又、ギャラリーは有料ですが、実際に使用された煌びやかな衣裳の展示があり、「鳴神」「鳥辺山心中」「藤娘」「弁慶」

「京鹿子娘道成寺」など、目の前で見ると凄いです。この弁慶の衣裳を着て5月、海老蔵が弁慶を演じ、道成寺の白拍子花子の華やかさを思い出しながら楽しみました。

 

鳳凰祭4月大歌舞伎-8鳳凰祭4月大歌舞伎-8

2014年04月12日更新