4月1日(日)、昨年10月に旅立たれた旧友佐藤千代子さんの「偲ぶ会」が東京上野広小路、鈴やビル4階の(梅の花)で11時より始まり、千代子さんの娘さんの京子さん、妹さんの樋詰和子さんとご一緒に、私達竹台中学2組の仲間13名が集まりました。千代子さんの遺影に陰膳をお供えし、大沢栄美先生に献杯をお願いしました。60年に余る友達付き合いでリーダー的存在であった佐藤さんの死を惜しみ、それぞれ思い出話を語り、未だにこうして集まって素晴らしいひと時を過ごせるのも佐藤さんの存在があったればこそ、と改めて感謝をしました。時間の制限のあるお部屋でしたので、1時に中締めとし、近くの「風月堂」でお茶を頂きながら話は尽きませんでした。

上野広小路は私にとっても、生まれ育った所ですから懐かしさもひとしおです。小さい時、母に連れられてよく行った「鈴本演芸場」が近くにあり、桂文楽師匠の高座が懸っておりましたので、帰り際、思わず入場券を買って久し振りで中に入りました。上野の山の桜が遠目にもピンク色に染まり、道行く人々も笑顔で行き交います。

春の佳き日、皆で佐藤千代子さんのご冥福をお祈りいたしました。合掌。

 

友を偲ぶ会-7

 

2012年04月01日更新