100年前の震災の体験者112才、高嶋フジさんの証言。「津波、分からなかった」。避難が間に逢わなかった人も木に登ったけど津波がきて木ごと放られた!。神奈川県逗子市小坪地区、小さな港町で母は他界、父と姉弟と暮らしていた。この日は二学期の始業式。学校から帰り2才の弟に食事をさせていた。突然、激しく揺れ外に出て雨戸を外しその上に座り込んだ。地割れから身を守るためにと、地域で云い伝えられた方法だったと言います。その後、地割れがしてきたので砂浜に避難しようとしたら、漁師の小父さんが、津波が来るから逃げろ、と言うので上へ上へと上がればいいんだ、と思った。抱えた弟は何度も落ちそうになったが(私が離しちゃったらこの子は死んでしまう、子供心にこの子を助けなければと思った。)階段を夢中で駆け上がって墓場まで行き、三日間野宿をした。その助けられ弟さんの三男の平井光義さん・66歳?(伯母が父を抱いて逃げて助かった事で私がここに生れた)と語っています。東日本大震災発生時、携帯電話などの通信に欠かせない海底ケーブルにかかわる仕事をしていて、洋上で激しい揺れに襲われ(これは大変な事になる)と感じたそうです。(子供の頃から地震の話を聞いていたので、ここでやらねば誰がやるんだ、という使命感は非常に強かった)とも言っています。112才の高嶋フジさんは、現在横浜市内のグループホームで暮らしているそうです。112才になられて元気に100年前の怖かった経験を語る高嶋フジさん、凄いですね👏👏。

高嶋フジさん
2023年09月02日更新