8月1日(月)、「八朔」です。八朔は陰暦「八月朔日(ついたち)」の事で、月初めは縁起が良いとされ、なかでも特に縁起が良いのが8月1日なのだそうです。各地で「八朔」という祝い事がおこなわれ、京都では芸者さんや舞妓さんが黒の紋付姿で花街を歩いている姿がテレビのニュースでありました。古来より恩義のある人に贈り物をする風習があり、日頃お世話になっている人達を訪れて感謝の気持ちを伝えていました。家元や師匠の家、お茶屋さんを回り、「おめでとうさんどす」、「よろしゅうおたの申します」、「おおきに」などご挨拶をして品物を贈ることはないそうです。「八月朔日」は今では9月上旬ころのことで、丁度稲がたわわに実り収穫を迎える頃ですので、収穫できる喜び、そして無事に実りを頂けるようにと、田の神様に「田の実」の豊作祈願をする日となりました。「田の実」が「頼み」と同じ音であることから、日ごろお世話になった方へ初穂を贈る風習も生まれるようになったとも言われているそうです。因みに我が家では、旅立つ伸啓が姉を強く抱いて背中を何度も何度もさすって別れを惜しみ羽田空港に向かいました。( ;∀;)。さて‼今月も暑さに負けないで元気に楽しみましょう(。・ω・。)ノ。

八朔の挨拶回り
2023年08月01日更新