今日は、今、宿泊している民宿「海舟」をご紹介いたします。今から20年ほど昔、兄が中国桂林の漓江という川下りの観光をしているときに、船の中で脳梗塞を起こし山の中を人力で担架で運ばれ、桂林の市民中央病院みたいな病院に運ばれ手術を受けました。その時、天草の(慈恵病院)の永野先生がおられてお世話になり、桂林から上海へ、そして福岡経由天草の病院でリハビリを受けました。私達姉妹はこの知らせに驚き急いで初めての見知らぬ土地、天草を訪れました。右半身が不随になりましたが、車椅子で現れた兄の姿は私にとって衝撃でした。その時紹介して頂いたのが「海舟」です。天草下島の最西端の高台に位置し、東シナ海を180度展望、日々夕陽100景に選ばれたサンセットを拝します。とてもウニが美味しかったこと、思い出は沢山ありますので、今回は「海舟」さんのお世話になることにしました。民宿のいい所は、なんといっても家庭的、朝晩ママの笑顔に接し、息子さんの作るお料理に感激します。そして当時を思い返して兄を偲びます。兄は天草をとても気に入って夏になると入院してリハビリして、最終的に天草の土になる、と言って天草で亡くなりました。私も兄のお見舞いに通ううちにお友達が出来て、兄に毎日出した絵手紙がご縁で20数年の月日を天草で癒され、永野先生はじめ皆さんのお蔭を頂いています。(天草の海の幸、山の幸、人の幸)いつもそう思って感謝しています、又お世話になります、( `・∀・´)ノヨロシクお願い致します。

2023年06月24日更新