「人間万事塞翁が馬」という中国の古い諺があります。中国の北端の塞の近くに占いが得意な翁が住んでいました。ある時、彼の飼っている馬が逃げてしまったので、皆が同情しましたが逃げた馬は立派な馬を連れて帰ってきました。しかし、暫くすると彼の息子がその馬から落ちて足の骨を折ってしまいました。やがて戦争が始まって息子はけがのお蔭で戦争に行かずに済みました。「世の中の運不運は見極めがたい」という意味だと解釈します。ハワイからコロナの影響で店を閉めて帰国していた姪の次男伸啓(のぶひろ)が、この度「広島マツダ」にスカウトされてハワイにオープン予定の「與平寿司・2号店」の開店準備に単身広島に赴任しています。今回、アメリカ大使館にパスポートやビザの申請に一時帰宅していましたが、今日会社に戻ります。家族全員が集まって昼食会、皆で伸啓の健闘を祈りました。伸啓も小宮の義兄に似て料理が好きで、服部料理学校を出たり、その後赤坂のトヨペットに勤務しましたが、まじめな仕事ぶりが今回認められたものだと思います。人は生きている間、いつ何が起こるか分かりません。広島マツダはマツダ自動車とは別会社で、不動産や飲食関係で世界中に展開している会社です。健康に気を付けて頑張って下さい。やがては陽乃や羽奈もハワイに行くことになるのでしょう❣

人間万事塞翁が馬
2023年06月18日更新