25日(木)、茨城県北茨城市大津町に住む90歳になる従姉妹のお見舞いに日帰りで姉の車に便乗させてもらって行きました。戦争中、亡くなった姉と二人伯母の家に縁故疎開をしてお世話になった従姉妹です。3.11の東北大震災で大きな被害を受け海沿いの町並みはすべて浚われ、2年を経た今も港のあちこちに、陥没しうねった道路が剥き出しになり、言葉もありませんでした。知り合いの家を訪ねて、尋ねたところ「綾ちゃんじゃねえのけ?」と云われびっくりしましたが、小学校の同級生でした。奥さんも素敵な人で小屋に駆け込んで、冷凍の烏賊とヒジキを持たせてくれました。

従姉妹も持ち直してお見舞いを喜んでくれ、懐かしい人達にも会えて心和み、幸せな一日でした。人々は、波に洗われた道端に花を育て、復興の気概を感じました。

 

天草の家-11

 

2013年04月26日更新