11月、霜月、お寒くなりました。

紅葉した木々を仰ぎ見ながら、街を歩けば甘い沈丁花の香りが漂い、遠く西の方真白に化粧した富士山が望めます。空気が澄み渡り、夜毎の月も満ち欠けいずれも、又朧でも美しく満身清められる霊気を感じます。

風邪気味であった体調も早目の手当てで回復し、来年のカレンダーや年賀状等の年のけじめのあれこれも、少しずつ予定を消化出来ることに小さな幸せを感じています。

3日・文化の日 7日・立冬 8日・一の酉 15日・七五三 20日・二の酉 22日・小雪 23日・勤労感謝の日

日も短くなり夕刻になるとすぐに暗くなってしまいます。就寝前には、昔読んだ山本周五郎の「樅ノ木は残った」を取り出して再読しています。秋の夜長にこそ、じっくりと読み返すにふさわしい長編です。風邪をぶり返さないよう気を付けて往く秋を惜しみたいと思います。

 

25年・カレンダー-2

 

2012年10月31日更新