昼の部最後は、「男女道成寺・めおとどうじょうじ」四世中村雀右衛門七回忌追善狂言、当代雀右衛門の白拍子花子で演じられました。華やかな舞台の幕切れは出演者たちの客席への(手拭い撒き)がありました。私のこの日のお席は1-26、最前列のほぼ中央でしたので所化のお一人が私をめがけてそっと投げてくれました。手拭いは「(手を)拭う」=「ふく」から「ふく(福)を撒く」で別名「福撒き」なのだそうです。お隣の男性にも投げられて、思わぬ縁起物を頂いて喜び合いました!

3月大歌舞伎-4
2018年03月11日更新