毎月初めに、正行寺さんが「浄土宗新聞」を送ってくださいます。「今月のことば」は「心の弦 張り過ぎず ゆる過ぎず」とありました。解説では次のような記事が載っていました。お釈迦様の弟子のソーナが修行を積んでも悟ることが出来ずに焦り悩んでいるときに、お釈迦様は「琴の弦(原文のまま)は締め過ぎても、ゆるめ過ぎても良い音は出ない。丁度良い張り加減で美しい音色が奏でられるのである。修行もそれと同じで、追い詰め過ぎれば心が昂ぶり、努力を忘れるならばそれは怠惰となる。調和のとれた修行こそが正しい道に導くのだ」何事も極端に偏らず「丁度良い加減」を見つけることが大切で、これを仏教では「中道・ちゅうどう」と云う。とありました。なるほど!です。

12月の絵手紙-1
2018年05月01日更新