卯月、卯花月(うのはなづき)、花残月(はなのこりづき)、夏花月(なつはなづき)、桜の花に心震わせ、菫、たんぽぽ、蓮華草、春の訪れを謳歌しています。何よりも、今上天皇のご退位も1カ月後に迫り、1日には新元号が発表されます。マスコミで沢山の予想がされていますが、家の前の公園の桜を見ながら、新元号に(桜花・おうか)はダメかしら?等、日常の用はすべて西暦で足りてしまう風潮にあっても、やはり日本独自の元号には愛着があります。移りゆく時の流れを体感しつつ、花冷え、と云うのでしょうか、外に出ればひんやりと寒さを感じる心華やぐ日々も無理をせず楽しく過ごせますように!新しい生活を迎える皆さんに幸多かれと祈ります。

昭和13年3月25日
2019年04月01日更新