上野の山を両大師橋を渡って坂を下ります。この橋は姉と従兄弟と3人で空襲の時逃げ渡った橋です。浅草松ケ谷はすぐそこ、10分も掛からずに「池の妙音寺」に到着、姉のお墓はお寺さんの境内にありますのでお掃除などを頼むわけにはいきません、隣家の落ち葉が降りかかっていました。ごめんなさい、綺麗にします!姉の長女、水子のためのお地蔵さんも拭き清めました。「哲也は相変わらずおバカさんでいますが、元気ですよ!」姉が、もし、もし、元気でいてくれたら、私はきっと一緒に何処かで暮していたに違いありません。学生時代から背も高く美人で社交的、好きな人と一緒になって子供を産み、離婚し、生き生きと水商売で暮らし、短い人生を駆け足で去って行きました。母と、姉と主人に会いたい!

お墓詣り


2018年12月20日更新