天草で二夜を過ごした一行は、鬼池港から口之津へ渡り雲仙温泉を目指しました。雨風が激しく出航が危ぶまれましたが霧がはれて無事に有明海を渡りましたが、時々の激しい雨に驚かされました。みずなし本陣で昼食の後、普賢岳災害記念館、島原城、武家屋敷、を見学、その後の展望台から雲仙温泉へのドライブは濃霧と雨の為数メータ先もおぼつかない視野でヘッドライトをつけノロノロとやっと温泉街に到着しました。展望台までは行けないで残念でした。ドライバーは二人とも長年ガソリンスタンドに勤務したベテランですので、皆安心しきって賑やかに過ごしました。「富貴屋」は温泉の噴き出す地獄の前にありますが時々霧が薄くなる間、一寸だけ見え隠れしました。温泉は白濁した硫黄泉、広々としていてゆっくりとくつろげました。こうして、雲仙の夜は視界ゼロ、でも室内は賑やかに更けてゆきました。

 

雲仙の旅-6

 

2012年07月15日更新