坂東玉三郎が昨年の3・11のチャリティコンサートに続いて今年は全国7か所で行われ、時代を超えて世界中で愛された名曲が集められました。ジャズ、シャンソン、カンツォーネ、ボサノバ、日本のポップソングと幅広く、Ⅰ部は黒のタキシード2部は純白のキラキラタキシードと、玉三郎の又違った一面を垣間見るおもいでした。

赤坂も、平成4年から9年に主人が亡くなるまでの5年間、亡姉が遺した日本料理屋を私が引き継ぎ、慣れないながらも頑張ったお店がありましたので、思わず足が向きました。TBSのすぐ前、赤坂一ッ木通りと乃木坂通りの交差する絶好の角地のビルの半地下にありました。あれからもう、15年も経つのですもの今では、「寿司勘」というお寿司屋さんになっていて店内はすっかり改装されて様子が変わっていました。板前に座ったら、丁度前に立った人が店長さんで開店当時からいるとの事、すっかりお馴染さんになって大ぶりの湯飲みを頂きました。お値段もほどほど、お味もよく、当時の人達をお呼びして姉を偲んで食事会をしたいと思いました。暮れなずむ赤坂はとても賑やか、私はすでにおのぼりさんになっていました。

 

坂東玉三郎コンサートin赤坂-7

 

2012年07月07日更新