先日、隣に住む姪の宮崎佳子が所用でニューヨークに一週間行って来ました。観光旅行ではないので、買い物等もする時間もなく慌ただしい日程でしたが、帰って来てから何よりも世界貿易センター(WTC)の跡地が印象的であった、と話してくれました。

持ち帰ったパンフレットが簡単なものですが感動しました。その一部を抜粋いたします。

 

2001年9月11日、火曜日のよく晴れた朝、イスラム過激派組織「アルカイダ」のテロリスト19名が、民間飛行機4機を乗っ取り、ニューヨーク市のツインタワーに2機、バージニア州アーリントンの国防総省(ペンタゴン)に1機を激突させました。テロ攻撃を察知した4機目のユナイテッド航空93便の乗員乗客は、反撃を試み、同機はペンシルベニア州西部の野原に墜落しました。これにより、90国以上で最高85歳から最年少2歳の幼児、2977名の犠牲者が出ました。この内、400名以上が公務を果たすべく亡くなった初動レスキュー隊員でした。今、現場は建物の二つの跡地に大きなプールが掘られ周辺から止めどなく滝が流れ、犠牲者の氏名が記録され訪れる人々の涙を誘っています。記念碑が出来、博物館も建てられ、将来の再開発の設計も出来ているそうです。

 

改めて世界の平和を願い争いのない地球でありますように願わずには居られません。沢山の犠牲になった尊い命とご遺族に哀悼を捧げます。

 

ニューヨーク・グランド・ゼロ-5

2012年06月26日更新