私達姉妹が幼い時、父が36才で早逝し母が父の商売を引き継いで頑張っていました。お雛様を買ってもらった記憶がありません。亡くなった姉は3月3日がお誕生日で、自分で小さな内裏様を買って大事にしていました。姉が60才で亡くなって私が引き取りました。お誕生日には必ず姉に電話してハッピーバースデイを歌いました。亡くなってからも私は姉に電話をしました。呼び出し音が響くばかり、私は泣きながらハッピーバースデイを歌い続けました😢。戦争中、茨城の伯母の家に一緒に縁故疎開をし、焼夷弾が落ちて道路にへばりついて燃えさかる道路を手を繋いで逃げ回った姉、年老いたら一緒に暮らすはずだった姉、お墓の中で一緒に暮らせる姉、お仏壇にはお雛様が沢山🎎🎎🎎。(( ノД`)シクシク…。私にとってはせつないお雛様です。

姉のお雛様
2024年03月01日更新