事故機に乗っていた東大生のお話です。
★後方の席だったので席を立つまで5分以上かかりました。私達の番になった時、隣に座っていた若い男性が手を引いて列の前に入れてくれました。★高齢のご夫婦が若い人達に避難路を譲っていました。★避難口までの道のりは本当に長く感じましたが、乗務員の方が足元を照らし続けて下さり冷静に指示を出している姿に励まされました。★外に出た後もシューターの下に残り手を貸して下さる方がいて本当に凄い、と思いました。★今回の事故を通じて私は人の温かさや立派さを感じました。★機内に冬休みの論文を書き綴ったパソコを残し、論文提出の期限を10日迄延ばして貰いました。★貨物庫にいた二匹のペットは助ける事は出来ませんでした。脱出後のシャトルバスで猫を失った女性が静かに泣いていました。近くの親子が(大丈夫ですか?)と慰めていました。★冷静な心算の自分も意外なほど心は乱れ、涙が溢れ足が震え、新たな自分を知りました。★JALからは、3日、一人につき10万円の見舞金、預けた荷物の弁済金10万円、を支払うほか失った物も具体的に申告してもらい、額を算出する、との連絡がありました。★今回の経験を生かして人の役に立つ仕事に繋がるようなそんな学びをして行きたい。など、毅然と前を向いていました。
以上、集英社オンライン編集部ニュース班、の取材から抜粋しました。素晴らしいと思います‼。
2024年01月16日更新