キーワード:天草陶磁器 解除
 みなさんこんにちは 今日は?と言えば、じとじとと、曇ったり、雨が降ったり、まるで梅雨来たりという感じでしたよね。いかがお過ごしでしたか?きょうは、そのRWYC熊本で計画されている、当館も関係のある会議に出席してきました。「RWYC熊本」の今年の活動は、「天草陶磁器の島づくり協議会」との連携で、「各小学校の子供たちの焼きものづくり」の体験を元に絵を描いてもらい、世界の陶磁器産業を有する街の生徒と作品やメッセージを交換するという世界規模の活動の話でした。そこで、その対象として、当天草文化交流館、市内の陶芸家、各小学校で協力し開催している「子供作陶体験事業」に参加する子供たちに呼びかけをしたら・・・というような話でした。計画は、着々と進められています。どこまで、事前情報として流してよいのかわかりませんので、話はここまでとなりますが、お楽しみにお待ちくださいね。ところで、このRWYC JAPANの代表者の方が、天草出身で、天草在住の、漫画家、高浜寛(たかはまかん)さんなんです。ほとんどの方がご存じだと思いますが、フランス文学を漫画にしたり、フランスの実在のミシュランガイドの調査員の物語など、外国語に翻訳され紹介されている本も多数ですが、ほかの本では、天草弁が頻繁に出てきたり、漫画の絵に、天草の風景が出てきたりとても親しみを感じる作品も数多く執筆しておられます。高浜寛さんの紹介になってしまいましたが、漫画本もとても良い作品(私としては文学的)ですので、ぜひ読んでみてくださればと思います。(i_n)


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天草文化交流館では、天草の伝統工芸の一つであります「陶芸体験ができる」施設としても知られていますが、体験された皆様の作品は、まず、細かい高台などの手作業を経て、「素焼き」に入ります。素焼きというのは、粘土で作られた作品を約700度で焼き、3日かけて冷ます作業になります。ここで素焼きされた作品は、粘土から焼き物になります。今日は、その「素焼き」の日です。当館の窯は、外形1m角位の小さな電気窯ですが、一度に20個~30個くらいの茶碗類を一度に焼くことができますから作品がたまったら、焼く作業を行っています。今日がその日です。窯入れも緊張しますが、窯出しも緊張の一瞬です。お客様の作品を預かっていますから失敗は許されません。ドキドキしながら窯入れです。今日も素敵な作品がきれいに焼けますように(i_n)
(素焼きを待つ作品)
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 皆さんは、「陶芸体験」をしたことがありますか?当館で体験できる陶芸は、手びねりとロクロです。お客様に体験していただいた後は、高台削りという工程を経て、700度で3日間かけ、窯で焼く、素焼きに入ります。この高台とは、茶わんや湯呑の底にあるくぼみの部分です。これは、あまり見えない部分ですが、職員がひとつづつ、心を込めて削らせていただいています。この作業をすることで、茶碗の厚みや、全体のバランスを整え、より素敵な茶碗になります。この作業のあと、さらに乾かし、素焼きをしてから、さらにお客様に来館していただき、ご自分のお好みの色や柄になるように絵付けをしていただきます。今回は、作ったばかりの茶碗の底に、高台を作っている作業を紹介します。どのように高台が作られるのか、ご覧いただければと思います。慣れてこられますと、高台まで作られるお客様もおられます。陶芸体験は、当館でいつでもご予約をしていただくことができます。もちろんおひとりさまからでも可能ですから、興味がおありの方は是非、お電話いただければと思います。問い合わせ、申し込み先、天草文化交流館0969-27-5665番です(i_n)

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