国の文化審議会において、世界遺産候補「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が、今年度の推薦候補に選定され、また、9月1日に長崎市で開催された長崎世界遺産登録推進会議で、世界遺産候補の名称が『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』に変更されました。


﨑津教会1


 新しい名称に「天草」が含まれたことで、PR力が増し、天草全体の活性化につながるものと思います。


 公民館でも、世界遺産登録に向けた講座を今年度推進する講座に位置づけ、市民の皆さまに郷土の歴史や文化をご理解いただき、郷土の誇りと感じるとともに郷土愛の醸成を深めるために各地区で講座を開催しています。

 

 8月21日(日)新和地区公民館で世界遺産登録推進講座を行いました。新和世界遺産講座2



 﨑津集落を見学した後、天草コレジヨ館で河浦町のキリシタンにまつわる歴史を学びました。

新和世界遺産講座1


 参加された方から、「普段は﨑津の町を通っても歴史について深く考えたことはなかったが、ガイドによる説明やビデオなどで深く学べて大変、勉強になった。」とのご意見をいただきました。


 郷土の歴史や文化について学んでいただき、講座の目的が果たせたものと思います。

 

 世界遺産登録に向け、市全体で取り組んで参ります。


2016年09月15日更新
キーワード: 公民館講座