１１月２日（水）一町田地区コミュニティセンターにおいて、社会福祉講座を行いました。
まずは、前回の講座の復習とのことで、基本運動のおさらいを行い、童謡「ちいさい秋みつけた」を歌い、心身ともにすっきりしたところで講座を始めました。
この日は、天草市社会福祉協議会河浦支所から講師をお招きし、天草市、河浦地区の人口の推移や河浦地区の福祉ネットワーク事業への相談内容などの説明がありました。
天草市では、平成２４年度 人口90,357人（男性42,109人、女性48,248人）高齢者数（65歳以上）29,669人、高齢化率32.84パーセントであったものが、平成28年度は、人口84,708人（男性39,641人、女性45,067人）高齢者数（65歳以上）30,939人、高齢化率36.52パーセントとなっています。
人口で、5,649人減少、高齢化率は3.68パーセント上がっています。
なお、河浦町地区においては、同年度の比較で、人口5,321人（男性2,446人、女性2,875人）高齢者数（65歳以上）2,112人、高齢化率39.69パーセントであったものが、平成28年度、人口4,787人（男性2,222人、女性2,565人）高齢者数（65歳以上）2,097人、高齢化率4,361パーセントとなっています。
人口で、534人減少、高齢化率は4.12パーセント上がっています。
天草市は、今後も人口減少、高齢化が進んでいくと予想され、高齢者が安全、安心して暮らしていくためには、地域で連携して行く必要があるとお話をされました。
河浦町地区では、行政の他、福祉事業所、病院や郵便、民間企業など３８団体が地域福祉ネットワーク事業に参加されており、連携が図られています。
また、この日は、声かけ訓練の実践もあり、参加者お一人お一人が講師の方を高齢者とみなして声かけを行いました。
声かけのポイントは、主に３つ
①驚かせない
②急がせない
③自尊心を傷つけない
これを心がけておくことが大切だと、学ばれました。
参加された方も、「「これは高齢者に限らず家庭でも大切だと感じた。」「日ごろから意識することと、その時に備えて練習しておくことが大切」との意見をいただきました。
いずれ自らが当事者になるかも知れない福祉問題。年齢に限らず多くの方に受講していただきたく、今後も各地区で講座を行いたいと思います。