平成28年2月15日(水)亀場地区コミュニティセンターに、天草南地域包括支援センターの金澤さんを講師にお招きし、「入浴時の事故防止~冬のお風呂はヒートショックに注意~」と題して健康講座を開催しました。

気温が低いこの時期、入浴時の事故が多く発生するとのことで、天草市内でも実際に事故が発生しているそうです。
暖かい部屋から寒い廊下、脱衣所に行くだけでも血管は収縮して血圧は上昇し、そこから浴槽に入り、しばらくすると血管が温められて血圧は降下。また、寒い脱衣所に行くと血管が締り、血圧は再び上昇します。
このような血圧の変動が大きな負担となって脳出血や脳梗塞、立ちくらみ、意識障害などに至るそうです。
このようなことを防ぐ方法として
○部屋から浴室への移動時には、1枚羽織る。
○脱衣所を前もって温めておく。
○浴室も「浴槽の蓋を開けておく」「シャワーで浴槽に湯をためる」などして温める。
○ぬるめの湯やシャワーで、足、手、体と心臓から遠いところから順にあたためてゆっくりと湯に入る。
また、水圧で心臓に負担をかけないように胸の下あたりまでの半身浴をおすすめされました。
体が温まる入浴は冬の楽しみの一つ、安全に入浴したいものですね。
また、今回の講座では体を温める食材、インフルエンザの予防方法、正しい手洗いの方法、そしてタオルを使った簡単な運動を紹介されました。


参加者の中には、以前、金澤さんにタオルを使った運動を教わり、毎日行われている方もいらっしゃいました。
講座を受講した後は、実践が必要だと感じました。
座学と体験。参加された方からまた、受講したいとの言葉をいただきました。
公民館でも、引き続き健康講座を行いたいと存じます。
2017年02月15日更新