2013/10/15 熊本県立大学天草フィールドツアー
先月、熊本県立大学が学生の英語コミュニケーション能力を向上させるため、「English コレジヨ in 天草2013」~英語だけの10日間~を開催しました。「コレジヨ」とは、「大神学校」を意味するポルトガル語です。都市住民と地域住民との体験交流の場として中学校が生まれ変わった「ブルーアイランド天草」という施設で行われました。
カリキュラムの中にフィールドワークとして天草市内の観光施設を巡る日があり、私はルートの作成や昼食会場の選定を担当し、当日は同行しました。
参加した学生は『天草コレジヨ館』で、天正遣欧使節団が持ち帰り1590年に日本に初めて伝来した西洋式印刷機「グーテンベルク印刷機」や、この印刷機を使用して印刷・出版された日本最古のローマ字本「天草本」の説明を興味深く聞いていました。また、『天草オリーブ園』では、広大な耕作放棄地を活用して企業が第一次産業の活性化に取り組んでいることに、関心を示していました。
今回の参加者の半数以上が女子学生で、客室乗務員(CA)を目指している学生もいました。「何を勉強したらよいですか」「CAの仕事の魅力は何ですか」などの質問を受ける場面もあり、数年後に機内で一緒に仕事をしている光景を想像し楽しみが膨らみました。
写真は、行程の途中で立ち寄った「十三仏(じゅうさんぶつ)公園」から見た、天草西海岸の景勝地「妙見浦(みょうけんうら)」の風景です。
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