(前回までのあらすじ)
島を想うもう一人の熱い男!高砂樹史さん!
おぢかの「暮らすような旅」について熱く語ってくれました!
ひきつづき、おぢか島旅のコンセプトについて語ってくれます・・・
(本編)
おぢかの古民家再生に深く関わったのがアレックス・カーさんです!
この方は、アメリカメリーゴーランド州の生まれですが、少年期に体験した日本の美しさと、失われてゆく現状を国内外に訴え、次代へ残すべく、文化芸術活動の推進、講演、執筆活動など幅広く行い、日本各地に残る美しい風景と文化を守り伝える事業を推進されているそうです。
京都の町屋再生も手がけられたこの方は、おぢかを訪れてすぐに好きになったとか・・・
これまで島の歴史や暮らしを育んできた古民家は、保存ではなく、新しい形で大切に使い続けていくことが最良の方法と考え、最新の設備を備えた家に再生されているそうです。
また、暮らすように過ごすためには、本格的なキッチンが必要として、整備されたとか・・・本当に島で暮しているような旅を提供したいと考えておられるようです。
古民家ステイの利用客は9割が女性。しかもその中心は20~40代の働く女性だそうです。しかも4割は東京からだとか(ちなみに九州からは3割)・・・
古民家ステイ、古民家レストランのコンセプトは「小値賀を暮らす大人の旅」だそうです。
天草から行くのも結構大変な小値賀に、東京の働く女性が数多く訪れる・・・
暮らすように旅をする・・・こんな旅が大人の女性を引きつけるのですね・・・
待てよ!これって天草でもできないか?
やっぱりこんなふうに考えてしまいます・・・
そして、驚くべきことが・・・
高砂さんたちが取り組む一連の事業は、単に観光地をつくるのではなく、地域をつくることだということは以前紹介しました。
つまり、人口の減少と少子高齢化といった課題を克服することが、真の目的であると・・・
このような事業を初めてから、なんとこの小値賀町に100人ぐらいIターンしてきたそうです。
また、新しいお店が7軒オープンしたとか・・・
たった2,800人しかいない島に100人移住してきたってすごいことですよね!
島の人たちの取り組みは、確実にその成果が現れています!すごい!
島について熱く語る高砂さんに衝撃を受けた私たち!
この後いよいよ今夜宿泊する古民家へ移動します・・・
そして、晩ご飯は、高砂さんたちと一緒に、古民家近くの割烹太閤さんで!
お酒をいただきながら交流を深めました・・・
そこで、高砂さんから心強い言葉をいただくことに・・・
この「おぢかリポート」では、おぢかの島人たちの「熱い想い」をシリーズでお知らせします。
また、次回をお楽しみに!