(前回までのあらすじ)
島旅を満喫し、そろそろお腹がすいた私たち・・・
その昔、捕鯨や酒造りで財をなした旧藤松邸を改修した古民家レストラン「藤松」
古き良き時代(藤松家が隆盛を極めたよき時代が思い浮かぶような・・・)を思わせる風格のあるお屋敷で、おぢかの食材をふんだんに使った創作和食をいただくことに・・・
(本編)
献立はこのようになっております・・・
先附
「茶ぶり海鼠(ナマコ)、法蓮草(ほうれん草)、霙和え(みぞれあえ)」です!
椀物「粟餅、春菊、占地(しめじ)、柚子」です!
造り「鰤(ぶり)、くろ」です!
焼物「鰤(ぶり)南蛮焼き、らっきょ甘酢漬け、パセリ胡麻よごし」です!
ほかにも揚げ物やご飯、デザートなどもあり、どれも美味しくいただきました!
どれを食べてもとても美味しかったのですが、負けず嫌いの私はどうしてもこんなふうに考えてしまいます・・・・
天草も負けてはいない!
この料理の料金は3,150円です!
私の感覚では、ランチ(昼食)にこれだけお金をかけるのは相当高いと思います・・・
しかし、古民家が醸し出す贅沢な雰囲気。島の穏やかな風景。そしてこの料理。トータルでつくりだす「至福のとき」がこの料金なのでしょう・・・
後で聞いた話しだと、おぢかの古民家を活用した事業(ステイ・レストラン)のお客さんは約9割が女性。しかも、4割は関東からだそうです・・・
「おぢかまで来てこんな高い料理を食べるのか?」
事業を始める時にはこんな議論も相当あったようですが、実際には食べに来る・・・
むしろ、わざわざおぢかまで来たのだから、思いっきり贅沢したい!と思うのかもしれません・・・
至福のときを過ごした私たちですが・・・
この後、島を想うもう一人の熱い男に出会うことになります・・・
「破天荒」「型破り」「おもしろきこともなき世をおもしろく」
幕末の志士高杉晋作の人生を地で行くような熱い心を持った人です!
この「おぢかリポート」では、おぢかの島人たちの「熱い想い」をシリーズでお知らせします。
また、次回をお楽しみに!