(前回までのあらすじ)
小値賀島に上陸を果たした10人は3つのグループに分かれて民泊へ・・・
私たちがお世話になった末永さんご夫婦と、美味しい海の幸をいただきながらお酒を酌み交わす・・・
そして、末永さんは小値賀への熱い想いを語り始めた・・・
(本編)
民泊を始めた7年前は、ちょうど平成の大合併の時期と重なり、小値賀町も佐世保市との合併で、町を二分する大激論があったそうです。
末永さんは、町の将来を考え、合併推進の立場だったそうですが、最終的には住民投票で、町は単独の道を選択したとのことでした・・・
「決まったならしょうがなか!がんばらんば!」
しかし、町が単独の道を選択したことによって、よりいっそう「この島は自分たちがどがんかせんば!」という気持ちを強く持たれたそうです。
「民泊は金儲けにはならんと!ばって、なんかせんばこん島は無人島なる!」
最盛期には1万人を超えていた人口は、現在約2,800人、高齢化率は43%。現に、同じ町内の野崎島は一時期600人住んでいたが、最近とうとう無人島になったそうです。
この、自然豊かな美しい島をなんとかしたい!次の世代に引き継ぎたい!
末永さんの熱い心が伝わってきます!
お年を聞いてびっくり!なんと72歳とのこと!
しかし、余生暮らしという雰囲気は全く感じません!島への熱い想いが、末永さんの元気の源なのかもしれません・・・
その情熱を目の当たりにし、40代の私は、少し恥ずかしい気持ちになりました・・・
次回は、やさしい奥様が教えてくれた民泊の魅力をお伝えします・・・
この「おぢかリポート」では、おぢかの島人たちの「熱い想い」をシリーズでお知らせします。
また、次回をお楽しみに!