隣りの隣りのそのまた隣りの大浦村では「ひと網オーナー制度」という事業をやっています!この事業は、簡単にいうと定置網のオーナーにひと網1万円でなることができるというもので、その網に入った魚は全部オーナーが持って帰ることができます。
ぼくは、上津浦地区振興会のほかに、有明町東部地域の振興策を検討することも担当しているため、今話題の「ひと網オーナー制度」を見せてもらいたいと思っていました。
そこで、担当の大浦村住人「K君」にお願いしてみました!
まずは二人のやりとりから・・・
管理人 「おれもひと網オーナーば見てみゅーごたるなぁ~!」
K 君 「よかですよ!ばって、天気のよか日に行きまっしょい!」
管理人 「じゃっとない!」
標準語バージョンでもう一度・・・
管理人 「ぼくもひと網オーナーを見てみたいなぁ~!」
K 君 「いいですよ!でも、天気のいい日に行きましょう!」
管理人 「そうだね!」
こんなやりとりがあった後、とうとうその天気がいい日がやってきました!
この日は熊本市から来られたオーナーさんにお願いして一緒の船に乗せてもらいました。
大浦港を出航して、定置網が設置してある場所に行くと早速網を引き上げました。
すると・・・チヌ、ココダイ、ハモ、ドグラ(アナゴの仲間)、バリ、アジと沢山の魚が入っていました(漁師さんの話だとこれでも少し少ない方だとのこと)。
とくに気に入ったのはキャーメという鮫の仲間です。とてもユニークな顔(?)をしていました。
漁が終わって港に着くと漁師さんが魚をさばいて刺身を食べさせてくれました。さっきのキャーメも刺身にしてくれて、魚が大好きなぼくですが、初めて食べました。歯ごたえがあり、脂ものっていてとても美味でした!
オーナーさんは「これから帰ってみんなに配る!」と言って喜んで帰られました。
この「ひと網オーナー制度」はとても好評で、予約でいっぱいとのことでした。8月からは地引き網のオーナー制度も実施するとのこと・・・
大浦村の新たな名物になりそうです!
たくさん入ってました!
キャーメの顔?