『政治と金』の問題が取り沙汰されて
影を潜めている問題政策
『歴史的ばら蒔き』としか思えない
『子ども手当』っ!!
2010年度予算が約92兆円
内赤字(国債発行額)が44兆円です
中学生でもお小遣い内でやりくりできます
収入の約半分を借金で生活していこう!
って思う世帯なんてない筈ですし
会社にしても然り
社員の為にも健全な経営を心掛けるものです
初年度は約半額支給とされる『子ども手当』でも
約2兆2500億円っ!!
単純計算でも次年度以降これだけに
約4兆5100億円必要になるんです・・・
現実味の沸かない数字ですが 汗
4兆5100億円・・・
判り易く例えると
25m×15m×1.5mの一般的なプール
そのプールが1万円札で満杯になった状態
ピン札の100万円束の幅が丁度1cm
ドミノの様に立てて並べた場合
天草市役所~宇土の3号線まで並びます
現在の子ども達は1人当たり
『約600万円』という国の借金を
生まれながらに背負わされています
そしてこれからこの『子ども手当』の為に発行される
赤字国債の分も
その国債に係る利息分も
その『子ども借金』に上積みされる訳です
目に見えない借金だけに現実味が沸かないかも知れませんが
この借金が国家の破綻を招きかねず
その額は膨らむに連れ
国家全体が『夕張市』のような状態となってしまいます
更に忘れてはならないのが
この名ばかりの『子ども手当』の負担が
国家予算だけ捻出される訳ではないという事っ!
『子ども手当』全体の約3分の2が国家負担
残り3分の1の内の
約8割が地方自治体
残りの約2割分は事業主の負担である事実です
即ち
これだけ景気低迷している状態の中
社会ではリストラや会社の経営破綻が増加し
就職難になっている今日において
事業主が『子ども手当』の負担が必要な世帯を
積極雇用する筈もなく
会社の経営状態次第では解雇(リストラ)の対象となり得る訳です
勿論その流れを食い止める法案も作られるでしょう
しかし
雇い留めをする事により経営破綻
共倒れにより
より多くの失業者を招く結果となる現実もあり得ます
政府はこの『子ども手当』を
景気回復策の一環としてみなしている様ですが
現実はそんなに甘くない
子どものいない世帯にとっては
税率が上がり
その分他所にばら撒かれる
この状態が果たして
『国民の幸せ』なのでしょうか?
『平等』なのでしょうか?
そんな『ばら撒き』よりも現実を見つめた政策を!
例えるなら
『保育料の無料化』です
こんな時代だからこそ
生活を守る為に
夫婦共働きの世帯も多くいらっしゃいます
その方々をサポートする幼稚園や保育園
そこに我が子を預ける為に更にお金が必要
保育料に至っては
現行制度の下言わば『税金』として保育料を納めています
この時点で既に解せない制度・・・
この『家庭の負担』となっている部分にこそ
注視する必要があり
そこを削る事で家庭にその分の『ゆとり』が生まれます
『現状』から生まれる『ゆとり』にこそ
景気回復の糸口がある訳で
『無理矢理ばら撒いて』作った『ゆとり』なんて
子どもの将来に何らプラスになる事もなく
『無駄』が生まれるだけ
『子どもの負担』を助長させるだけ
『子ども手当』とは名ばかり
『子どもは国の宝』と言う発言に逆行した
『子ども』にも『国』にも優しくない
いつまで出来るのかも見当さえ着かない政策で
国民を振りまわさないで頂きたいっ!
「未納だった税金6億円納めました」と
平然と語る鳩山首相・・・
貴方の掲げるマニフェストを守る為に
引いては民主党の面子を守る為に
国民が在る訳でも
納税している訳でもないんです!
自らの収支すら把握せずとも生活できている
鳩山首相・・・
毎月通帳の数字を把握しながら
家計をやり繰りしている国民の
何を判っているつもりですか?
そんな国民から懸け離れた首相に
『国民』を語って頂きたくはないっ!
鳩山首相・・・
貴方に
国民の
何が見えていますか?