釣りを始めた当初は誰もが素人
そして
ドップリとその魅力の虜になるまでは
安価なタックルでも「魚が釣れる」楽しさを感じ得れば
それで良いと思っていた
しかし
月日は流れ
それなりの経験と知識を得ると
自分のスタイルや理想とする釣りが見えてくる
経済的に可能な限りの
自分に合ったタックル探しがここから始まる訳です
人それぞれ釣りに馴染むまでの環境が違います
私の場合
釣りを始めた当初は周りの友人に長竿を使用する者はなく
グリップも短く小手先技が利かせ易いレングス
７～８ｆｔ台のロッドをメインに使用してました
長竿の取り回しの悪さが一番のネックであったものの
陸っぱりでの飛距離を求め竿は年々長くなった
時代の変化・素材の進化により
長竿でも自重の軽いロッドが世に出回る
そんな中で出会ったのが
パームス（PALMS）の
サーフスター（Surfstar）SSS-103SPっ！！
※注：青字はメーカー説明デス
細分化するシーバスシーンに最適なブランクを与えることを目的に
デザインされたサーフスター。ショアキャスティングというカテゴリーから
シーバスのみにターゲットを絞ることで、各フィールドのロッドに対する
要求に高いレベルで応えることを目的としています。
サーフスターがラインアップするのはノーマルモデル、SPモデル、
SPWモデルの３シリーズ。
ノーマルシリーズはシーバスゲームの原点ともいえるサーフのマルスズキ
から、ヒラスズキ、磯マルをメーンターゲットとする比較的トルクフルな
ブランクを特徴とします。時に必要となる１オンスオーバーのルアーを
余裕でキャストできるパワーを備えています。
SPシリーズはPEラインをメーンに使用する現在のゲームシーンにあわせて
ブランクを設計。ガイドもPEライン専用設定することで、トラブルレスで
ゲームを展開することを可能にします。さらに比較的使用頻度の高い
10グラム台のスリム系ミノーやシンキングペンシルをキャストするのに適した
パワー設定も特徴です。
SPWシリーズはウェーディングシーンに最適化した専用設計のブランクと
スペックを有するモデル群。ガイド設定をPE対応とすることで、
煩わしいティップへの糸絡みを低減し、粘りのブランクが足下でのシーバスの
コントロールを容易にします。
それぞれ明確なコンセプトを持ったブランクでありながら、全てのモデルにおいて
優れたキャストフィールを実感できる仕上がりです。
このサーフスターを世に生み出したのが沼田純一氏！
「この人が開発したロッドであれば使ってみたい！」
と率直に思ったし
友人がサーフスターアローズを使用していたのも起因する
で・・・使用してみると
キャストフィールは最高の一言！
このロッドであればそこいらの１２ｆｔクラスのロッドに
飛距離負けする気がしない！
テーパーはレギュラーだがしなやかな鞭の様な感覚
ダイワのフルムーンカスタムにパワーを上乗せした感じ
ティップ径は細くないものの穂先は繊細なＬクラス
ベリーはＭＬクラス・バット付近はＭクラスのパワー
８ｃｍ程度の小型プラグ～３０ｇ前後の大型プラグ
４０ｇ程度のジグまでド遠投できる懐の広さが魅力！
ガイド設定も抜群に良く
魚を掛けてからも綺麗なベントカーブを描き
８０㎝ＵＰのシーバスがナイスファイトしても
走りを柔軟に受け止め楽に浮かす事ができる！
決して強過ぎる訳でも弱過ぎる訳でもなく
どのサイズの魚でもその引きを楽しみバラシを軽減できる！
私の投法はペンデュラムキャスト！
飛距離を求めた結果辿り着いた投げ方です
短い竿を使用していた頃は小手先で飛ばす
俗に言う「バス投げ」でラインの垂らしはないに等しかった
この投法ではピン打ちはし易いものの
オープンエリアでの遠投には当然不向きであり
ＰＥラインとリーダーの結束がガイド内にある事から
遠投を狙った際のライントラブル発生率が高くなる
このロッドでド遠投を行う場合は
必然的にノット部分をガイドから出し
垂らしは元ガイドの少し上位までとる
投げる際は力む事無く
ルアーの重みを感じるままに放出するだけで
サーフスターの真骨頂とも言うべき
抜群の飛距離を得られるんですっ！！
グリップは最近のロッドに比べやや太め
グリップ長も脇に挟んで余りする程の長さがある為
長時間釣行する際には非常に楽である
合わせるリールについては
セルテートハイパーカスタム２５００Ｒ
＆
セルテート３０００が主戦力！
夜間や長時間釣行になる場合は
セルハイパー２５００Ｒが楽チン！
デイゲームやバイブレーションの使用が前提の場合は
セルテート３０００が早引き対応可能！
１０ｆｔに２５００番台！？
と思われるかもしれないが
中々どうして
ロッドのバランスが非常に良い為
先重りも比較的少なくストレスは感じない！
この点もサーフスターの特性の一つかもです
ＰＥラインは１．２号をメインに１．０～１．５号を使用
普段通うフィールドは強引なファイトをあまり必要としないが
私のファイトスタイル
ゴリ巻き
に対応すべく１．２号が主軸！
トップがＬＤＢガイドである為ライン絡みも皆無であるが
ＰＥ２号以上のラインになると
このＬＤＢガイドのラインへの干渉が顕著となり
サーフスターらしい飛距離を得られなくなるように感じる
１．５号で１．０号比の２～３割減となる
販売価格￥３３，０００～３５，０００台で
これだけの性能を纏ったロッドは少なく
私のようなペラ給料のサラリーには心強い１本っ！！
素人玄人問わず万人にオススメできるロッドです！！
是非ともそのキャストアキュラシーをご堪能下さいっ！
（※注：一ユーザーであり…パームスの廻し者ではありません。）汗