先ず始めに、2011.3.11・・・未曾有の大地震と大津波により
甚大な被害が発生している『東北地方太平洋沖地震』について
被災された多くの方々へお見舞い申し上げます
失われた多くの尊い命に対し心より御悔み申し上げますと共に
ご冥福をお祈り致します
そして、一日でも早い復旧をお祈り致しております
地震発生当日、熊本県防災情報が携帯電話にメールで届きました
只ならぬ事態の発生を直感し、直ぐに職場のテレビの電源を入れました
そこに映し出された光景は、CGであって欲しいと思う程悲惨でした
家々や走行中の車を次々と飲み込んで行く真っ黒い津波・・・
目を背けたくなる光景に胸が締め付けられ、ただ茫然と見つめました
翌日になり、徐々に被害の全貌が見えて来ると
その被災状況は想像を絶するものであり、言葉を失くしました
津波は多くの物や人命を寄せ波で破壊し
引き波で広大な海へと引きずり込んで行ってしまいました
全国各地から警察・消防・自衛隊の方々が数万人体制で
被災地の復旧と人命救助に不眠不休で取り組まれております
医師・看護師も悲しみと人手・物資不足の中
不眠不休で患者さんと向き合っておられます
また、海外からの支援も多数頂ており、只々涙が出る思いです
数日が経ち、日々考えていました・・・
今、自分に何ができるのか!?
物資の支援やボランティア等も考えましたが
被災地にまだ受入態勢が確立されておらず、現段階では保留
義援金の募金活動が全国各地で始まりましたので
私も直ぐに募金させて頂きました
継続的な募金活動も現在行っております
個人からの募金を直接被災地へ贈る事も現段階では不可であり
現場に混乱を招き、被災者にその支援が届かない場合がありますので
必ず各地に設置されている義援金窓口にて行って下さい
尚、この募金活動を装った詐欺事件も発生し始めているようです
電話や訪問による勧誘には充分気を付けて下さい
この募金活動以外に私達にできる事
それは日常の生活を滞りなく全うする事も大切な事であると思います
日本を停滞させない為にも、被災しなかった西日本の私達が
日々の生活を日常通り行う事も日本を救う一理であると考えます
海を愛し、釣りを愛した我々が釣り人としてできる事はないのか?
その一つがフィールドに立ち続ける事ではないでしょうか?
これは先にも挙げた日々の生活を全うすると言う意味でも
釣りがライフスタイルの一部になっている方にとっては
それが日常であり、日常生活を全うする事に繋がっていきます
そう言う私自身、まだ素直に釣りを『楽しめる』状況にはありません
一部には『釣りをするのは不謹慎』といったご意見もあります
様々な意見があって当然の事であると思います
しかし、津波等に被災する可能性がない状況である事前提であれば
それは釣り人本人の裁量により行動して良いと私は思います
そしてフィールドに立ち続けるもう一つの理由・・・
日本沿岸では震災の爪痕が少なからず流れ着く可能性があります
フィールドに立ち、清掃活動をする事も
元ある日本の姿に戻す為に必要な事です
フィールドに立ち続ける事で被災者を発見・救助できる可能性もあります
小さな可能性かも知れませんが
釣り人でしか入らないようなエリアも多々あります
被災者の大切な誰かを発見したり、救出したりできるのではないか?
最悪のケースであったとしても、家族の元へ一人でも多くの方を帰したい
それが願いです
原発も今尚予断を許さない状況が続き
復旧・救助活動も思うように進んでいない地域もあります
大規模な余震の可能性も残り、再び津波が発生するやも知れません
東日本では今尚地震が頻発している状況です
今回の震災で甚大な被害を齎した津波
しかし同時に、我々人類に多大なる恵みを与えてくれる海でもあります
四方を海に囲まれた日本に生まれ、これからも生きていく為には
海の恐さと優しさとをしっかり学び伝えなければならないと考えます
暗いニュースばかりで気が滅入りそうにもなりますが
うつむいてばかりでは明るい未来は見えてきません
歯を食い縛ってでも前を向き、歩き出さなければ道はできません
少しでも明るい内容で元気が沸いてくるような
そんなブログで更新して行けるように心掛けたいと思います
賛否両論、様々な意見や思いがあるかと思いますが
海を愛した釣り人だからこそできる事がきっと沢山ある筈・・・
家族や自身の安全が確保されている状態である以上
その答えを探し続ける為にも、可能な限り
私はフィールドに立ち続けて居たいと思っています