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 相続には単純承認、限定承認の2通りがあり、又、民法939条により、相族放棄が認められています。多くの場合、何となく親の財産を受け継いでしまう単純承認です。
しかし、親の財産には積極財産(プラスの財産)と、消極財産(負の財産)があります。
積極財産が多い時は問題ありませんが、自分の知らないうちに親が借金、あるいは他人の
連帯保証をしていた、という場合はその負の財産も相続する事になります。(単純承認の場合)
親の借金なら、まだ諦めもつくでしょうが、赤の他人の連帯債務まで相続したのでは
たまりません。実際このようなケースが数多くあります。相続する場合は、まず親の
財産(消極財産とも)を正確に調査しましょう。又、普段から親子の会話を密にして
負債の状況、連帯保証の有無等をしっかり把握しておく事が大切です。負の財産が多い
時は、相族放棄を考えたほうが無難です。当事務所は、規矩憲司法書士事務所と業務
提携をしています。皆様方の相続を安心、かつ的確に全面サポート致します。
田中藤徳 URL 2010年01月18日 12時42分41秒     
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