おまけの フデリンドウ
4月18日(昨日)案内申し込みがあって、行ってきました。
フデリンドウや、ルリハコベ、不明野草が花盛りでした。
ウスユキクチナシグサは絶滅が近づいております。17日下見に行った時から2ヶ所の工事が完成した様です。
明らかに激減した場所が2ヶ所…(工事とは関係なさそう)
発見・報告は大正時代、本渡高等女学校の富田貞先生によるもので、命名は当時の東京帝国大学教、授環境省レッドデータブックスの絶滅危惧種1-Aにランクされ『天草諸島に極稀…』とあります。富田先生の研究報告では著しく発芽率が悪く、発芽しても育たない、半寄生植物とされております。(何に寄生しているのか判らないそうです)
熊日新聞社刊の「新・天草学」には遠い昔からの天草と海外との交流を物語るものではないかとあります。
国内ではココでしか見られません。国の特別天然記念物級の植物であり、謎の多い盗掘の危険にさらされた可憐な花です。
日本中、地主の居ない土地はなく、年々コンクリート化されるとともに減少する一方です。
皆さん(特に学者と報道関係者)のマナーが良くなって保護が保証されない限りどんな観光パンフレットにも掲載されません。
今回はHP開設を記念して禁断の画像をお届けしました。
お問い合わせは 『夢ばかたろう』 090・5481・0104まで
2012年04月21日更新