ゾーンやマンツーマンのディフェンスのスタイルと一緒に、チームが守備のプレスを開始する守備位置を決めてておくと、より意思統一できる。
試合状況、対戦相手の戦術や戦力、自分達のメンバー構成、体力などによって、プレスをかける守備位置をどこに置くかを使い分けましょう。
プレスの守備位置は大きく分けて4つほどあります。
・オールコートでプレスをかける守備位置をとる。
前線からプレスしてボールを奪いに行くなら、前線のプレスと共に後ろも押し上げて守備位置をとり、敵の縦パスをケアしなければならない。
戦力の劣る相手や、疲れている時、またこちらが負けているときなどにしかける。
・敵陣第2PKマークあたりから仕掛けられるように守備位置をとる。
前線がプレスとカバーリングを繰り返し、ミスがあればボールを奪いに行く。
また、慌ててパスを出させる。戦力が似たような相手のときにしかける。
・ハーフコートに入ってきたら奪いに行く守備位置をとる。
プレスを素早くして慌てさせミスを誘ったり、前線と後ろの守備の連携で挟み込みをかける。
戦力の上回る相手の時、またこちらが勝っている時などに、より安全に守備を意識する時に使う。
・自陣深くまで引いて守る守備位置をとる。
数的に不利な状況の時など、自陣ゴール前で集中して攻撃を防ぐ。
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