行きと同じ経路でダーウインまで帰ってきました。この町はノーザンテリトリー最大の町で、交通の中心です。第二次世界大戦の時、連合軍の石油備蓄基地があり、日本軍の空爆にあっています。いまでもお年寄りは日本嫌い!?。戦争博物館,石油備蓄基地跡,平和公園、日本は悪者です。

 

 前回はバスターミナルの横の騒がしい宿だったので、少し離れた所に宿をとりました。6人部屋・2段ベッド・プール・朝食付き2,000円。バックパッカーの集まる宿です。

 朝食のパンケーキは生地が作ってあるので自分の分を焼きます。コンロの火が着かないと悩んでいたら、女の子が横から不思議そうにマッチを差し出してくれました。なんでもオートに慣れていた自分に気づきました。

 

 宿のツアーデスクにカカドウ国立公園に行きたいと相談すると”アウトバック・キャンピングツアー3泊4日”を紹介してくれました。

 数日後、大型のランドクルーザに軍払い下げのキャンプ用品を積み込み、オーストラリア人ツアーリーダのもと、イスラエル,ドイツ,アメリカ,イギリス,日本,フランス,スエーデン,ポーランドといった多国籍軍のようなメンバーで出発。実際、男は私とアメリカ人教師を除き軍経験者です。

 

 カカドウ国立公園に入ると、ダート道路をひた走り、クロコダイルのいる沼のほとりでキャンプして南十字星とワニの赤い瞳をみつめ、アボリジニーの楽器・狩猟・フェィスペイントを体験し、アボリジニーの壁画をながめ、ガシガシとブッシュに分け入り、ワイワイ滝壺で泳ぐというこという毎日でした。

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