先月同様、卒業式を控えているお子さんをお持ちの方は何かと忙しいことでしょう。
ところで、「蛍の光」「仰げば尊し」や「贈る言葉」などが卒業ソングの定番だったのはもう昔の話なのでしょうか?
今でも贈る言葉が流れると、卒業式シーンとリンクしてなんだか胸がジーンとなってしまいます。
みなさん卒業式は今までの人生の中で2・3回くらいしかやってないですが、その思い出はたくさん残っているという方は多いはずです。
皆さんの心の中には、どのような卒業式の思い出が残っているでしょうか?
私なんかは、卒業式で思い出されるのは、卒業生と在校生による呼びかけです。
「楽しかった~修学旅行!」「僕たちは~私たちは~・・・」なんてことを卒業生と在校生の掛け合いでやっていたのを思い出します。
ちなみにこと卒業生と在校生による「呼びかけ」ですが、保護者の方々が最後まで集中して聴くことができ、内容がよく伝わりやすいという実験結果があるそうです。
もともとこの卒業式での呼びかけは全ての子供たちが発言できるようにとはじまったものらしいですが、結果として聞いている保護者の方々に内容がよくつとぁるので、今日では卒業式の定番になっているようです。
何はともあれ、卒業は別れや新たなる旅立ちなど人生の大きな節目の置きです。
卒業式という区切りの式を行うことで、卒業生には何かをやり遂げたという気持ちが芽生え、自信を持って次のステップへ進むことができるという効果もあるようです。確かに私も子供ながらにどこか達成感に似た晴れやかな気持ちをいだいていたような気がします。
この歳になると、卒業式のようなはっきりとした節目を経験することは少なくなりましたが、その「何かをやり遂げたという気持ちが芽生え、自信を持って次のステップへ進むことができる」という気持ちはしっかりと持って頑張っていきたいと思います。