こんにちは。 スマイルホームの髙田晴菜です。
昨夜もまた大きな地震があり、被害は熊本だけでなく九州各県にも及んでいます。
ここ2日間、夜中に絶え間なく起こる地震により野外で眠れない夜を過ごした方もたくさんいることでしょう。
被災し、亡くなられた方の数もテレビをつけるたびに増える一方・・
まだ生き埋めの状況の方もいます。
本当、なんと言ったらいいか・・心が痛みます。
今回被害が大きかった阿蘇にも親戚が居るので、正直あまり日記を書く元気もないのですが・・
少し気になる記事を見つけたので紹介させてください。
※以前、実際に震度7を経験された方の記事です。
まず火を消せはできない。
震度7級の地震だったら、まったく動けません。 近くの家具につかまって身体を支えるのがやっと。183センチの大男でスポーツをわりかしやっていたボクですら、ベッドから一歩も動けなかった。 とにかく「一歩も動けない」と思っておいた方がいいです。 だから火なんか消せません。第一、四方から家具が倒れてきます。下敷きにならず怪我しないのが精一杯でしょう。んー、机の下に隠れるくらいはできるかな、どーかなぁ、というレベル。火事にならなかったらラッキーなのです。(もちろん揺れがおさまったら火は消しましょうね) |
揺れがおさまったら、まず水。
これは覚えておいてください。 特にマンションに住んでいる方、揺れ終わったらすぐに、風呂、バケツ、シンク、桶…なんでもいいですから出来る限り水を貯めましょう。揺れてすぐに水道管が壊れて水が出なくなるけど、マンションだったら屋上の貯水槽にまだ水がある。それを貯めるんですね。
火を消すためではありません。飲用でも料理用でもありません。「トイレ用」です。いやホントこれが死活問題になります。 都会の地震ならなおさら。小学校に行こうが公園に行こうが、どこに行こうが水洗便所しかありません。ってことは水が出ないと流せない。汚物は溜まる一方。地震後どこ行っても便器はてんこ盛りで、しゃがんだらお尻につきそうでした。地震当日の夜でその状態。もう自分の家でするしかありません。
普通の水洗で1回にどのくらい水を使うか知ってますか? バケツ2杯分でちょっと足りない。そのくらい使うのです。自衛隊の給水に長時間並んでもいいところ1人で運べるのはバケツ2杯。そう、1回並んで(1時間くらい)トイレ1回分しかもらえないのです。
ですから、「まず、水をためろ!」
避難の際は必ずブレーカーを落とす。
「通電火災」って言葉知ってますか? 電気はガスや水と違って半日~3日くらいでかなり復旧します。一応電力系の会社が各家を回って人がいるのを確かめてから通電するのが原則らしいのですが、そんなもの不可能なので勝手に通電されることも多いのです。で、その時に起こる火事が「通電火災」。阪神大震災での出火原因の6割は通電火災であるとすら言われています。
屋内でも靴をはく。
1日の半分は夜です。暗い中で地震に遭遇する確率は1/2なのです。大地震が起こったらすぐ停電しますから、夜の7時であろうが真の闇になります。 何が言いたいのかというと、暗かったら足もとが全くわからないということです。グラスやガラスや食器がそこらじゅうで割れまくっています。ですからガラスの破片で怪我をする確率が高いんです。 いいですか。 水がでないから傷口洗えない。清潔にたもてない。病院はもっと重症の患者で一杯。ざっくり切った日にゃ大変です。足の裏を切ると歩けません。火事から逃げるのもヨタヨタです。 高層マンションに住んでいる方。エレベーター止まります。止まったきりで当分動きません。水とか食料とか近くの避難所にもらいに行くのにいちいち階段を上り降りしなければなりません。足の裏の怪我は致命傷なんです。
実際に経験した方の話はやはりなるほどな!と思えますよね。
皆さん、今後も気を抜かずに生活してください。
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