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妖怪油すまし



「油すましと申します~。」



ん~なんだか子泣き爺に似ているような・・(^_^;)


天草出身の方は結構「聞いたことある~」て言っていました!!!




少し説明を入れますね。




『油すまし』・・・熊本県が発祥の地とされる妖怪。
現在では、「油すまし」と呼ばれているが、昭和初期、郷土史家である浜田隆一の著書である「天草島民俗誌」では、「油ずまし」という名称で記載されていた。
この時点では、油すましの姿などは登場しておらず、どのような姿をしているのかは謎。
天草郡栖本村字河内(現在の天草市)と下浦村(現在の同)を結ぶ草隅越と言われる峠をおばあさんとその孫が通っていたのだが、そこで「ここにゃ昔、油瓶さげたん出よらいたちゅぞ」と孫に話かけていると、その時「今も~でるぞ~」と言いながら、油すましが現れたそう。

調査によれば、この逸話以外、伝承が少ないようで、謎の多い妖怪とされている。


 現代の油すましのイメージは、「蓑を羽織り、杖を持った地蔵」のような姿であるが、このイメージが広がった理由として、漫画「ゲゲゲの鬼太郎」、映画「妖怪百物語」「妖怪大戦争」が、その後の油すましのイメージを作った可能性が高いとされている。
油すましは、漫画「ゲゲゲの鬼太郎」で知った人がほとんどではないだろうか。

ゲゲゲの鬼太郎では、油すましは、村長のような存在で、知識が多く、将棋が好きという特徴がある。
その正体は、油を盗んだ人間が化けて出たものとされている。
油すましの「すまし」は、表情がすましている様からそう呼ばれるようになったという説もあるようだ。
しかし、これらは、伝承とは無関係であり、水木しげるの創作。
鳥取県にある、水木しげるロードでは、油すましのブロンズ像が設置されている。
油すましが、「知識の多い」「博識」というようなイメージが付いたきっかけとなったものは、映画「妖怪大戦争」で油すましが参謀格として位置づけられていたというのが由来。


「熊本 油すまし」の画像検索結果




妖怪好きの私から見れば!このすました顔!

たまらないですね~❤



説明だけ聞けば、ただの知恵が豊富で将棋好きで油持った無愛想なお爺ちゃん(笑)

わたしの好きなタイプの妖怪ですよ!笑






もちろん、熊本代表の妖怪もいますよ~!


それがこちら♪↓


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「アマビエでございまする~」



こちらも少し紹介します。



『アマビエ』・・・江戸時代に熊本に現れたとされる妖怪。

肥後国(現・熊本県)の海中に毎夜光るものがあるので、ある役人が行って見たところ『アマビエ』と名乗る化け物が現れてこう言った。

「私は海中に住むアマビエと言う者だが、当年より6年は豊作となるが、病が流行したなら私の姿の写しを見せなさい」。

そう言って再び海中へと没したという。

 

この瓦版には肥後の役人が写したという図があり、それは髪が長く、嘴の尖った鳥のような顔をしていて、身体には鱗、あるいは羽毛に覆われていて三本足。もしかしたら魚の尾を描いたものかも知れない。だとしたら、それは人魚のようである。

国内外を通して、人魚を筆頭に神社姫、ザンと予言をする海の怪異は珍しくないようだ。

ただし、人魚が不運の前兆であるのに対して、アマビエは「豊作」も予言し、姿絵によって病気を治す力も持っているようである。

アマビエの様に予言をし、絵姿で病気を治す怪異も幾つかある。

件や蛇媛、山精なども病を予言しては絵姿を見たり、戸口に貼ったりすることで回避、快癒すると言われている。






ゲゲゲの鬼太郎では愛嬌のある可愛いキャラで登場しているようです。


「熊本 アマビエ」の画像検索結果




熊本住民はぜひ!覚えておいてくださいね!!!

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