毎年この季節になると、天気予報などで「花粉情報」なる花粉の飛散量が気象庁から発表されますが、いったいその「花粉の飛散量」はどうやって測っているのでしょうか?
まさか、全国のスギなどの木から飛び散っている花粉の様子を気象庁の誰かが、双眼鏡片手に数えているなんてことはないでしょう。
では、どうやって花粉の飛散量を調べているのか・・・実は意外に原始的な方法で調べているようなんです。
その方法とは、ビルの屋上などに、ワセリンを塗ったスライドガラスを一昼夜置いておくそうです。すると、飛んできた花粉が、そのスライドガラスの表面にくっつきます。そして、一定の面積にくっついた花粉の数を顕微鏡で数え、そのくっついた花粉の数を、サンプル調査の数値と比べ、その日の飛散量が多いのか、少ないのかを判断しているんだそうなんです。
あんまり、‘全国のスギなどの木から飛び散っている花粉の様子を気象庁の誰かが、双眼鏡片手に数えている’様子と変わらないような気もしますが、そのような方法で「花粉の飛散量」を測っているようです。
現代文明の中でも、桜の開花宣言もそうですが、人工衛星など色々近代的な機会がある中で、今でも人が数えているなんて原始的な方法を行っているんですね。
何はともあれ、毎年花粉症で辛い思いをしている方にとっては、大変な時期がやってきますので、対策は万全にしてお大事にして下さい(^^)